2019.11.19
第154号:儲かる会社と儲からない会社の違いは経営者の習慣の違いが影響する
毎日忙しく働いているにもかかわらず儲からないと頭を抱える経営者が多い一方で、儲かっている企業は着実に業績を伸ばしています。
この違いには経営者の行動習慣が大きく影響しています。
儲かる会社は自社の強みを生かし成長しています。
自社にとって得意なお客様が誰かをよく知っています。したがって、売りたい商品も明確になり、常にストロングポイントを強化できるのです。ストロングポイントを強化し続けることで、自社の独自性が磨き上げられます。消費者ニーズが多様化している現代において、全てのお客様を喜ばせることはできません。できないことに気を取られるのではなく、できることを追求することが重要なのです。
経営者の行動習慣の違いが企業成長の違いにつながる?!
一方で、儲からない会社の経営者は、ウイークポイントに気をとられて経営を行っています。
満足しているお客様より、クレームをいうお客様を気にしています。売れている商品よりも売れない商品を売れるようにしようとしています。忙しい日の売上を伸ばすことよりも、暇な日の売上げをなんとかしたいと頑張っています。
この違いは、経営者のスキルの差ではなく経営者の習慣の違いです。
人間の行動の9割は無意識に行われています。それが習慣です。
自分の無意識な習慣に意識を傾け、改善する努力をしていくことが重要なのです。
同じことを学んでも、自分が身に付けている習慣の違いで行動は全く違ってきます。
あなたの行動習慣は、儲かる行動習慣になっていますか?
会社のビジョンをイメージする力を育てることで、儲かる行動習慣が身に付く!!
儲かる行動習慣を身に付けるためには、会社のビジョンをイメージする力を育てることが大切です。
ビジョンなんて考えている余裕は無い!と儲からない習慣のままで行動していても、現実は変わりません。
なかなか儲からないと悩む人は、自分の行動習慣を見直してみましょう。
画像引用:photo AC